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【極寒のニューヨーク、交差点のど真ん中で車椅子から体が吹っ飛んだ話】

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【極寒のニューヨーク、交差点のど真ん中で車椅子から体が吹っ飛んだ話】

こんにちはmiyoです。

さて、昨夜やっとアメリカ本土最終地ニューヨークへやって参りました!

今日はテンションが上がりすぎて、一日中ひたすら街を散歩していたのですが…

調子に乗りすぎました。

交差点を意気揚々と進んでいると、足の下にあるちょっとした段差に気づかず、膝から地面にダイブしました。

顔面はダメだ!!

と瞬時に判断し右肩を着いてなんとか無事に受け身をとれたのですが、親指からは血が出るし膝は強打するしで散々でした。

しかも、ただでさえ交通量の多いニューヨークの交差点。

受け身取って体は無事でも、車は縦横無尽に走っているし、道路のど真ん中に倒れてる自分は車椅子が遠くに離れてしまって何も出来ないし。

ちょっとこの後大変な事件が起きちゃうんじゃないの…?

と恐怖が脳裏によぎった瞬間。。

急にふわっと体が浮いたのです。

ふと我に帰ると、後ろにはジェントルなニューヨーカーが私の体をヒョイっと持ち上げていて。

目の前にはうら若き女性二人が車椅子を即座に元に戻してくれていて。

横からは50歳くらいの黒人のおじちゃんが無言で「これ、お前のだよな?」的な顔で、私の手からふっ飛んでいったスマホを手渡してくれて。

ついさっきまでここに居るお互いがお互いを知らなかったというのに、これらのやりとりが行われた時間約15秒。

目の前で起きた出来事に対して、今自分が出来ることを瞬時に判断して全員が機敏に動いてくれました。

そして彼らは何事もなかったかのようにその後、ばらばらと方向転換し、それぞれの人生に向かって歩いて行ったのです。

届いているかもわからない、私からの精一杯のお礼の言葉を背中に受けながら。




※全く上の話と関係無いのですが、今日撮りまくったので何枚かNYの写真載せます。


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旅を愛する車椅子。 2017年8月から世界一周の旅に出ます。 世界中のバリアフリーを求めて。
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